
リンちゃんが初登場!
主人は回復!
今朝は主人が割と元気そうに起きてきた。
「頭痛い?」と聞くと、「今は痛くない」と言った。
少し安心した。
主人は体調が戻ってきたということで、いつもの朝のルーティーンの仕事のために、リビングのこたつの座椅子に座った。
私は一方で洗いものをしながら、「ところで、今日は私、何のテーマで仕事したらいいかな?」と一緒にやっている仕事のテーマについて尋ねてみた。
すると、主人は素っ気なく、「浮かばない」と言った。
なんだかこのひと事に腹が立った。
だいたい主人は素っ気ないことが多い。
でも、少し考えてみると、主人は主人で出勤前の限られた時間の中で、しかも病み上がりで、やらなければならないルーティーンの仕事があり、きっと余裕がなかったということがわかった。
でも、私からすれば、一緒にしている仕事のテーマを聞いた時の対応としては冷たい、と感じていた。
そんなちょっとしたことに、不機嫌になった私だった。
イライラに気づいてリンちゃんを呼ぶ!
幸い、少ししょんぼりし、イライラ気味の自分に気づけたので、仲間に話すことを思いついた!
私には今や仲間の存在があるのだ。
そして、この場合は、ニコルかしずかちゃんかな~?と思ったのだけれど、なんだか2人とも出てきてくれる気配がない。
その代わり、勝手に向こうから話しかけてくる聞き慣れない声があった。
「あっこさん、大丈夫だよ。あなたはすばらしい、ステキだよ、いつも愛されている存在なんだよ」
ん?だあれ?
私はその聞き慣れない声に向き合ってこれまでの他の仲間の時と同様に話してみることにした。
私:え?誰ですか?
(?):あ、私はリンです。はじめまして。
私:リンちゃんこちらこそはじめまして、新しい方だね。よろしくね。
リン:はい、よろしくお願いします。
私:私、なんだかイライラしてるんだよね。私、自分の機嫌取ることができてないって気づいたよ。
リン:あっこさんは素晴らしいし、そのままでいいんですよ。自分を責めないで、やさしくやさしく接してあげてくださいね。
私:リンちゃん、ありがとう、なんだか救われるよ。そうだよね。やさしく接しないと、イライラは強くなるよね?
リン:そうですよ。いつも愛があること、あなたが素晴らしい女性であることを思って、余裕をもっていたら大丈夫ですよ。
私:そうかあ、そうだよね。私はすばらしいんだよね。いつだって愛はあるんだものね。わかっているつもりでもすぐ忘れちゃうね。
リン:そういうことはよくあることです。だから自分を大切にされてくださいね。
私:うん、私、前に斎藤一人さんから、自分で自分の機嫌を取らなきゃダメだよ、という話を聞いたから、そうしなくちゃとは思っていたんだけど、そのためには、自分にもっともっとやさしくしないとなんだね。なんだか逆方向に行っちゃうよね。
リン:そうですね。そんな風になりがちなものですよ。でも、あっこさんなら大丈夫。コツをつかめばできますよ。あなたは、とっても素敵な女性です。いつも周りのことを考えているし。それはそれであなたの素晴らしい面だと思うんです。あとは、あっこさん自身に対してもっともっと優しくなればいいんです。やさしく言葉をかけてあげて。自分の良いところをもっともっと認めて褒めてあげてください。
私:ああ、そうか。私はそれができないでいたんだよね。主人がやさしい言葉をかけてくれないと不満に思ってしまうんだけど、本当は自分で言えてないからなのかもしれないね。
リン:それは、あっこさんが小さい時から本来ご両親にもらっていればよかった言葉などです。認めてもらったり、あっこさんの素晴らしいところを褒めてくれたり、もしご両親がそれを日常的にしていたら、実はあっこさんは今、ごく自然にそれが自分にできるようになっていたはずなんです。
でも、それがなかったのだから、あっこさんは自分でそれをやったらいいんです。
そして、今のあっこさんにはそれができる力が備わっている、ということです。
私:私はそれがもらえない両親だったんだよね。
リン:はい、それは、あっこさんが承知の上で選んだ両親なのです。そこに生まれるということは、もう最初から決まっていた、ということですよね?
私:そうだよね。両親の性格ははじめから決まっていたわけだもんね。それを幼い私が、変えることなんてできるわけないしね。だから私はあえてそこを選んできたということなのか。
リン:はい、そうだと思います。神さまがいらしたとしたら、あっこ様がそこへ行くのを一度はお止めになったわけです。でも、あっこさんは、それでも「自分にはできます、大丈夫です」と言ってそこへ生まれたわけです。
私:ああ、そうか。私はそういう運命なんだよね。
リン:はい、そういうチャレンジをこの人生ですることを決めて来られたというわけです。だから、そういうご両親を通して学んだり、磨かれることがあっこさんの精神性の成長に繋がるということなんです。
私:ああ、そうか。だから、それでいいんだね。私は今、仲間をたくさん得ていて、両親にかけてもらえなかった言葉を自分の内的な世界でかけられるようになる、というレッスンをしているところなのかもね。
リン:はい、そうだと思いますよ。
私:うん。私は仲間のみんなに協力してもらって、成長して、もっと自己肯定感を高めることで、収入も増やしたいんだよ。
リン:そうですよね。あっこさんは仕事をすることで、その壁を自覚されたんですよね。そして、そこを越えたいと願っておられた。そのために私たちが生まれたわけですよ。
私:やっぱり、そうだよね。だからきっとこうして、仲間のみんなと会話していく中で、私は自己肯定できるようになっていくよね?きっと!
リン:はい、そうだと思います。
私:私は、お金から自由になりたいの。主人ともたくさん好きなことを自由にしたいしね。
リン:はい、わかっていますよ。私たち仲間はみんなあっこさんのすべての気持ちを自分のこととして感じることができる特異な存在ですからね。
私:そうなんだよね。話さなくても、私の気持ちがすべて筒抜け状態になっていることは感じているよ(笑)
リン:アハハハハ。
私:でも、みんなが私の本当に味方だってことが信じられるから、知られていることが恥ずかしいともあんまり思わないし、なんだから心強いよ、それに楽しいしね。心がなんだかほっこりあったかく感じるし。
リン:はい、そうでしょう。
リンちゃんのおかげで気持ちに変化?
リンちゃんは、とってもまっすぐで透明感のある声の美しい女性であることがわかった。性格的にもとてもピュアで心根のキレイな人物であることが伝わってくる。
リンちゃんと会話した後、主人と話そうとすると、さっきよりも自分の気分が軽くなっていた。
リンちゃん効果すごいな!
そして、また一人、ステキな仲間が増えたことをうれしく感じる。
(つづく)